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2017年7月26日 (水)

過去に戻るか? 未来に行くか?

映画『シン・ゴジラ』が公開されて、もうすぐ1年。
 
あん時、どんだけ映画館に足を運んだことか。
 
確実に10回以上観た。
映画館のアプリでチケット買ってたから、履歴見れば回数わかるんやけど、自分でも“ひく”と思うんで、調べないようにしてる。(苦笑)
あまりにも映画館で観すぎたせいか、とっくにDVD発売されてるのに、まだ買っても借りてもいない。(苦笑②)
 
   *   *   *
 
ゴジラは僕にとってあるキッカケを与えてくれた。
 
建築の世界に興味を持ったのは、ゴジラが東京都庁を壊した『ゴジラvsキングギドラ(1991)』を見て、その都庁舎のフォルムに惚れたから。そこから、建築家の丹下健三さんを知って憧れた。これが中学3年生の時。
 
「都庁」を壊して、「今の僕」が生まれた。
 
何かの記事で読んだが、ゴジラが壊すのは世相でもある、と。
水爆実験、公害、地球温暖化、バブル、ロボット、戦争など。
 
そして、今回の『シン・ゴジラ』では放射能。ゴジラの原点でもあり、日本の今でもある。
劇中にも出てくるセリフやけど、
 
   “スクラップ&ビルドでこの国は立ち上がってきた、今度も立ち直る”
 
…と思いたいが、福島の問題は確実に何世代にも渡り、遠い将来に立ち直ったとしても、犠牲があまりにも大きい。
 
チェルノブイリにしろ、福島にしろ、自国だけで解決せないかんのかな。
本来なら世界的に対応すべきやと思うんやけど。
『シン』でも結局、日本のやり方で解決したってのも、世相を反映してのことなんかも。
 
さっきの『vsキングギドラ』ではタイムマシンが登場するんやけど、もし今、タイムマシン技術でやることは、
 
  • 過去に戻って、津波対策をすべきか?
  • 未来に行って、放射能を解決する技術を先取りすべきか?
 
昔あったドラマ『 if もしも 』になりそうな題材やけど、オチはつかんやろう。
 
技術そのものが、スクラップ&ビルドで生まれて発達してるんやから、永遠の課題かもしれん。放射能を解決する技術も、福島・チェルノブイリがなかったら生まれてないかもしれん。
 
でも、「今」を壊して「未来」を生むなんて、気軽に言えることではない。
 
「今」を活かすしかない。
 
   *   *   *
 
そういえば、アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』が近日公開される。
さっきの『if もしも』から生まれた話やねんけど、このドラマは主人公1人の、2つの選択肢をそれぞれ描いたもの。
 
ひとりの運命を「if もしも」にかけられるのなら、東北の全員の選択肢を考えたら、天文学的数字になる。
 
その中に、ひとつでも全員がハッピーエンドになる選択肢はあるんやろか。
 
やはり「怒・哀」を経て、「喜・楽」を生み出すしかないのか。
 
打ち上げ花火、“上から”見る人々の魂を活かして。
 
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